『ダーウィンの呪い (講談社現代新書)』
「進化の呪い」: 「進歩せよ」を意味する〝進化せよ〟
「闘争の呪い」: 「生き残りたければ、努力して闘いに勝て」を意味する〝生存闘争と適者生存〟
「ダーウィンの呪い」: 「これは自然の事実から導かれた人間社会も支配する規範だから、不満を言ったり逆らったりしても無駄だ」を意味する、〝ダーウィンがそう言っている〟
進むべき集団の進化の方向を生物学的に決める:「進化の呪い」
個体
個体は生得的と見なされた性質で優劣が付き、何らかの尺度で序列化する:「闘争の呪い」
集団
科学的事実から価値判断や規範への論理的飛躍する:「ダーウィンの呪い」
優生思想
数量化と統計を使った偽りの客観性と単純さ、わかりやすさ
イギリスーアメリカードイツ(ナチス)
現代:新しい遺伝学と進化学の発展にまぎれて身を潜め、社会に溶け込んでいる
アリストテレス
what「それは何か」
形相因 + 質料因
why「それは何故存在するか」
始動因 + 目的因